サイトアフィリエイトで100万円を実現させるSEO戦略

こんにちは。ファミリエイターのFUMIです^^

あなたがブログやサイトでアフィリエイトをするにあたり、『SEO』は切っても切り離せないくらい重要なポイントになります。

僕自身、今では週3日の作業で100万円を稼げるようになりましたが、アフィリエイトを始めたときはSEOについて何も知りませんでした。

もしかしたら今のあなたもそうかもしれませんね。

でもたとえそうであっても安心してください。このページでは僕が100万円を達成するまでにやったSEO対策について洗いざらいお伝えしていきますね^^

FUMI

そんなに難しいというほどでもないので、記事を書きながら少しずつ当てはめていけばOKですよ。

アフィリエイトで必要となる『SEO』とは?

SEO』とは、Search Engine Optimizationの略で、日本語に訳すと『検索エンジンの最適化』です。

検索エンジンというのは、念の為にお伝えしておくと、いつも僕たちがネット検索をかけるときに利用するあのページのことです。

検索エンジン
検索エンジン画面

つまり『この検索エンジンのシステムを最適にしていこうぜ!』という取り組みがSEO全体の意味合いになるわけですね。

でも、これからアフィリエイトで成功したいと思っている僕らにとって関係してくるのは、自分のサイトを上位表示させることが中心となります。

なぜなら、自分のサイトが検索画面で上位に来れば来るほどたくさんのメリットを得られるようになるからです。

【上位表示のメリット】

  • 多くの人に認知されて物が売れやすくなる
  • メディアやASPから特別な依頼が来やすくなる
  • ブランディングがしやすくなる
  • 発言力が増す

などなど、良いこと尽くしです。

なので、これからどうやったら自分の運営しているサイトやブログを上位表示させられるのか、一緒に考えていきましょう^^

SEOを牛耳る【検索エンジン】の仕組みと最初の施策

SEOを制覇するには、まずグーグルがどうやって僕らの作ったサイト情報を集めて検索ページに反映させているのかを理解する必要があります。

インターネットにはクローラと呼ばれるWEB上のファイルを収集して回るロボットが存在します。

このクローラはWEB検索ためのGooglebot、画像検索ではGooglebot-Image、モバイル検索だとGooglebot-Mobileといったいろんなタイプがあるんですが、

それらが情報を集めてグーグルのデータベースで解析を行い、整理してからインデックス(格納)していきます。

そしてインデックスした情報をもとに評価をして、最終的に僕たちのサイトに順位付けを行います。

なので、ブログを立ち上げたばかりの頃に一番重要となるSEO対策は、クローラーを自分のサイトに呼び込んで可能な限りインデックスさせることです。

きっとあなたもブログ記事を1つ2つ書いても、なかなかインターネットの検索画面に現れてくれないことに気づいたかもしれませんね。

これはクローラーの作業が終わっていないからなんですね。

なので、まずはグーグルにインデックス登録しましょう。

グーグルにインデックス登録する方法

※ ドメインをお名前.comで所得し、サーバーはXサーバーを使用しているという前提での解説です。

まず、サーチコンソールの画面に移動します。

 

Gmailアドレスとパスワードが求められるので、それぞれ入力してログインします。(※ アカウントがない場合は先に作成しておきます。)

 

左側にある「ドメイン」項目に登録したいサイトURLを記入します。

前半の「http」や「https」、一番最後の「/」といったものを省いた形で入力してください。(例:https://familiate.com/の場合 → familiate.com)

グーグルサーチコンソール登録

 

すると、「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」画面が出ますので、赤枠で示したTXTレコードをコピーします。

グーグルサーチコンソールのTXTレコードをコピーする

 

次に、Xサーバーにログインして該当するドメインの「サーバー管理」を選びクリックします。

サーバーにアクセスする

 

「ドメイン」欄の「DNSレコード設定」をクリックします。

DNSレコード設定

 

設定したいドメインの「選択する」を押します。

 

「DNSレコード追加」を選び、「種別」を「TXT」に、「内容」のところには先ほどグーグルの画面でコピーしてきた「TXTレコード」を貼り付け、「確認画面へ進む」をクリックします。

TXTレコードを設定する

 

設定した内容を確認して問題ないようでしたら「追加する」を押します。

 

以下のように「DNSレコードの追加が完了しました。」と出ればOKです。

DNSレコード追加完了

 

元のグーグルサーチコンソール画面に戻り、「確認」を押してみましょう。

ドメイン所有権の確認

 

注意書きのところで「DNSの変更が適用されるまでに時間がかかる場合があります」とあるとおり、今回は10分くらい経過した時点で処理されました。

以下のように「所有権を確認しました」と出れば、グーグルサーチコンソールでのサイト所有権の登録は完了です◎

所有権を確認しました

 

繰り返しになりますが、TXTレコードを貼り付けて設定した後でも時間が経過しないと「所有権を確認しました」に変わらない場合があるため、そういう時は焦らずに少し待ってから「確認」ボタンを押してみてくださいね。

以上で自分のサイトにクローラーが来やすくなる態勢を整えられました◎

以降、記事を書いて投稿していく度にサーチコンソールを利用してインデックス申請かけていけば、速やかにコンテンツをネット世界にデビューさせられるようになります。

申請のやり方については、別の記事にまとめてありますので、そちらを参考にしてください。

サイトコンテンツのインデックス サイト記事のインデックスを「URL検査」で登録するやり方を解説!

グーグルが目指す『完璧な検索エンジン』とは?

これからいろんなSEO対策について考えていきますが、どんな施策をするにしても、グーグルの理念をちゃんと理解していれば、今後SEOのルールにどんな変更が加えられても安定したサイトを構築しやすくなります。

そこでまず始めにグーグルが目指す方向性に注目しておきましょう。

グーグルの創業者であるラリー ペイジは「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返すものである。」と宣言しています。

ユーザーが求めているのは的確な回答であり、何十億件ものウェブページではありません』とも言い切っています。

つまり、アフィリエイト用のサイトやブログを作成するにしても、ユーザーの必要にちゃんと答える情報を提供していくことが一番重要であるということです。

ファミリエイトの記事を幾つも読んだことがあるなら『あれ?どこかで聞いたことがあるような内容だな…』と思ったかもしれませんが、ここでもユーザービリティ、或いはユーザーファーストの取り組みが最も大切なんだよ、ということですね。

記事の内容、構成、伝え方に至るまで『どうやったら読み手に喜んでもらえるのか?』という視点で常にサイトを構築していけば、基本的にグーグルが向かっている方向性と同じになるため、高評価を受けやすくなります。

ありがたいことに、これは特に高度な技術もスキルもいらないですから、日本人が得意なおもてなしの精神で一つ一つ取り組んでいけばOKです。

実は、僕が初めて100万円稼いだサイトは、細々としたSEO対策はほとんどしていませんでした。

単純に『ユーザーは〇〇の情報を知りたいはずだから、こういう風に伝えれば絶対喜ばれるよね^^』と想像しながらコンテンツをコツコツと200記事くらい積み上げていっただけなんですね。

だから極論、最初はそこだけに一点集中してやるだけでも結果は出せると思っていただいて大丈夫です。

仮に、裏技で上位表示ができたり、或いはビッグキーワードで1位を取れたとしても、ユーザービリティを無視したコンテンツでは、狙ってモノを売ることはほとんど不可能です。

そのため、ファミリエイトとしてもグーグルが目標に掲げている『ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返す』サイトを構築することが何よりも重要なSEO対策であると断言しておきます。

この軸は崩さずに、以下で説明する内容も加えていく感覚でサイトを構築していただければと思います。

グーグルのアルゴリズムに順応する

グーグルは検索エンジン最適化のために幾つものアルゴリズムと呼ばれるルールを設けていて、日々アップデートを続けています。

そのため、もし安定したアフィリエイトサイトを運営したい場合には、このアルゴリズム(ルール)を意識した形で作成していくことが必要となります。

ここでは主に3つのアップデートを取り上げますが、これらを一通り網羅していけば100万円を稼ぐサイトを構築することは普通に可能です。

健康アップデート

2017年の年末に日本にのみ適用された最新のアップデートが『健康アップデート』です。

グーグルによれば、

医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。本アップデートは医療・健康に関連する検索のおよそ60%に影響します。

出典:医療や健康に関連する検索結果の改善について

簡単に言うと、命や健康に関わるサイトは専門家が提供したものか、信頼性が裏打ちされた情報でなければ上位表示は難しくなった、というアルゴリズムです。

なので、これからアフィリエイトサイトをゼロから構築する場合、

  1. 無難に医療系ジャンルは避ける
  2. 医師などの専門家に監修をお願いする
  3. 医療機関などの権威サイトへの発リンクを設ける

といった施策が有効になりますので、一つ一つ確認していきましょう。

1:医療系ジャンルは避ける

グーグルによると、2017年のアップデートでは医療・健康に関連する検索のおよそ60%に影響を与え、『今後も継続的に検索の改善に取り組んで行きます。』と発表しています。

今回の変動では眼科系、歯科系、精力剤、イボ、ニキビ、便秘、バストアップ、健康食品等に多大な影響が出てアフィリエイトサイトの順位も大きく変わりました。

一方、育毛や植毛等のジャンルはさほど影響がないようですが、このままの流れでいけば、人間の全身に関わるあらゆる分野のサイトが『医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報』で網羅されることになると考えて間違いないでしょう。

2019年6月24日追記:2019年3月のアップデート以降、AGAや植毛系の医療サイトも権威性や専門性が更に求められるになりました。)

なので、『信頼性が高く有益な情報』を提供する自信がない場合、医療系のジャンル自体を全部避けて他のカテゴリーで勝負していく戦略が功を奏しやすいです。

2:医師などの専門家に監修をお願いする

とはいえ、たとえ自分が何か特別な資格を持っていなくても、医療系のサイトを構築していくことは依然として可能です。

一つの方法としては、医師や薬剤師といった資格を持っている人に依頼して、サイト監修者になってもらうやり方があります。

お問い合わせページから依頼メールを送ったり、クラウドワークスなどの外注サービスサイトで応募をかけることもできますから、自分が取り組みたいジャンルの専門家達とコラボするならグーグルの要求を満たしたサイト作成が可能です。

3:医療機関などの権威サイトへの発リンク

当たり前ですが、医療に関する知識は正確でないといけません。

そのことを裏付けるために、他の医療機関サイトから確かな情報を引用してきてそこに発リンクを設けるのは有効な手段です。

出典先・引用先のサイトを紹介してリンクを貼っておけば、ユーザーは必要に応じて確認できますし、グーグル側もサイトを分析して『このブログは信頼できる』と判断することが可能になります。

出処を開示してリンクを設定する

最近のSEOの傾向としては、適切な発リンクがよく評価されていると言われていますし、僕自身もその影響を直に感じています。

『訪問者が他のサイトに行ってしまいそうだからリンクは極力貼りたくない…』と感じる人もいるかもしれませんが、ここでもユーザービリティの原則をちょっと考えてみるだけで、どうすることが一番の正解になるのかがわかると思います。

グーグルは『ユーザーのニーズにぴったり一致する答え』を提供するサイトを上位表示させることを目標にしていましたよね?

そうであるなら、ユーザーが『あったらいいな^^』と思うことは積極的に提供してあげるべきですし、その中の一つには情報元の開示も当然含まれるわけです。

『有益で信頼できる情報+出典先の紹介』を一貫して行っていけば、グーグルにもユーザーからも確実に信頼されるサイトへと成長していけます。

僕自身もこの施策を心がけることでサイトを上位表示させることができています。

パンダアップデート

 

2012年に日本でも施行されたパンダアップデートの概要は以下のとおりです。

低品質なサイトの掲載順位を下げ、同時に、良質なサイトの掲載順位をより適切に評価します。例えば、ユーザーにとってあまり価値のないサイト、利便性の低いサイト、他のサイトからのコピーで構成されているようなサイトの掲載順位は下がります。一方、独自の研究や報告、分析など、ユーザーにとって重要な情報を提供しているサイトの掲載順位はより適切に評価されるようになります。

出典:Google 検索が、高品質なサイトをよりよく評価するようになりました

パンダアップデートは現在でも定期的に更新されていて、『低品質なサイト』のランクを下げるように働きかけを行っています。

じゃあ、グーグルからみた低品質なサイトというのはどういうサイトかというと、

低品質なサイト
  • 内容が乏しくコンテンツとして価値が薄い
  • 他のサイトと似たような内容が多い
  • 同じサイトに重複コンテンツが多い
  • 広告ばかり
  • 検索キーワードとコンテンツがマッチしていない
  • 根拠がなく信頼性に乏しい
  • 誤字脱字が多い
  • 文字数が極端に少ない
  • ツールなどで生成したコンテンツ
  • etc…

こういったモノが挙げられます。

パンダが発動するまでの時代は、記事の中に関連キーワードをたくさん詰め込んで被リンクをたくさん付けておけば上位表示されやすい状態が続いていたため、ユーザーの利便性が二の次になっていました。

つまり、裏技を使えば比較的簡単に上位表示が可能だったということです。

しかし、パンダアップデート以降は中身の薄っぺらいスパムサイトが年々減少して、ユーザービリティが優先されやすい世界が実現してきています。

なので、あなたもこれから100万円を稼ぐ安定したアフィリエイトサイトを構築したいなら、以上で挙げたような低品質のサイト作成はしないように気を付ける必要があります。

そしてパンダアップデートについてはグーグルの権威者(ジョン・ミューラー)がこのようにも語っています。

There’s no minimum length, and there’s no minimum number of articles a day that you have to post, nor even a minimum number of pages on a website. In most cases, quality is better than quantity. Our algorithms explicitly try to find and recommend websites that provide content that’s of high quality, unique, and compelling to users. Don’t fill your site with low-quality content, instead work on making sure that your site is the absolute best of its kind.

出典:Webmaster Central Help Forum

【訳文】
これだけの長さを最低書けば良い、1日にこれだけの数の記事を投稿すれば良い、サイトにはこれだけの数のページが必要だ、などという基準はありません。ほとんどのケースでは、量よりクオリティです。Googleのアルゴリズムはユーザーにとって高品質でユニークで魅力的なコンテンツを提供するように設計されています。サイトを最高品質にする努力をするべきであって、低品質なコンテンツでサイトを作るようなことをしてはいけません。

というわけで、ここでもユーザービリティが強調されていることがわかりますね。

何文字書かなきゃダメだとか、そういうテクニカルな狭い視点ではなくて、検索者のキーワードに対して一番ふさわしい内容を心がけてニーズをちゃんと満たせる高クオリティのサイトを目指さなければいけないわけです。

 

また、Googleスイスのゲイリー・イリーズはこうも発言しています。

@jenstar We don’t recommend removing content in general for Panda, rather add more highQ stuff

【翻訳】

一般的にPandaのためにコンテンツを削除することはお勧めしません。むしろ高品質のものを追加するべきです。

悪そうに見えるコンテンツを削除するということではなく、あくまでも良い記事を追加することに注力したほうが良いということもわかりますね。

ただし、検索エンジンの最適化という観点からいけば、サイト内にあるコンテンツの中で検索エンジンに必ずしも必要とならないようなページ、例えば

  • お問い合わせ
  • 特定商取引法
  • 文字数が極端に少ないページ
  • 他ページと似たようなページ

こういったページはnoindexタグを使って検索エンジンに登録させないようにしておくことは(ケース・バイ・ケースで)有効な場合があります。

なので、ユーザービリティの観点からしてインデックスさせないほうがいいよね?と思える記事は積極的にnoindexさせるようにしていきましょう。

ペンギンアップデート

Penguinアップデートは、2012年4月25日にグーグルから発表されたアルゴリズムで、2016年からは全ての言語で適用されています。

ペンギンアップデートの主な目的についてグーグルは以下のように発表しています。

ウェブスパムをターゲットにした重要な変更を検索アルゴリズムに施しました。(略)今回の変更では、Googleの 品質に関するガイドライン に違反しているサイトについて、その掲載順位を下げるような対策を実施します。このアルゴリズムの変更は、ウェブスパムを削減し、良質なコンテンツを促進するための私たちの新たな試みです。(略)この変更によって影響を受けるサイトは、あからさまなスパムばかりではありませんが、共通して言えるのは、検索結果の掲載順位を人為的に操作するためにホワイトハットSEOを逸脱したSEOを行っているということです。

出典:良質なサイトをより高く評価するために

簡単に言うと、ペンギンアップデートの主な目的はスパム(迷惑)サイトを一掃することです。

グーグルが考えるスパム(迷惑)の代表例が、上位表示を狙った意図的なリンク操作に当たります。

グーグルはアルゴリズムの一つにPageRank(ページランク)を採用していて、これはザックリ言うと、被リンクの多いサイトを優先して上位表示させようとするルールです。

これは、『引用に基づく学術論文の評価』から発想を得た仕組みになります。

通常、とても重要で権威性のある論文は多くの人に引用される傾向があるので、WEBサイトも同じように、もし注目に値するようなサイトであればたくさんのページからリンクされるのが自然だよね?という着想から生まれた仕組みです。

なので、実際にいろんなWEBページから被リンクされるサイトは【重要なサイト】と見なされ、今でも上位表示されやすい傾向にあります。

しかし、ここで問題なのが、このアルゴリズムを逆手に取り、自作自演でたくさんの被リンクを付け、上位表示させるようとするいわゆるブラックSEOのサイトが蔓延しているという点です。

もしこうした状況を許せば、純粋にユーザーのために良いコンテンツを提供しているホワイトハットSEOのサイトが上位表示されづらくなってしまうため、グーグルはペンギンアップデートを通してブラックSEOを施す低品質なサイトをスパムと見なして順位を下げる仕組みを構築しているわけです。

なので、あなたがこれから上位表示をさせて100万円目指すサイトを作成したい場合には、まず自作自演の被リンクに頼らなくても1位を狙えるほどのコンテンツを準備するマインドで取り組むことが重要です。

そうすれば結果的に、他の人たちからリンクを貰えるようになり、自然と評価の高いサイトへと成長していき、未来のグーグルからも好かれる【相思相愛】の関係へと発展していけるでしょう。

もしライバルサイトなどがブラックの手法で上位に来ていることがわかっても、あなたは性急に同じような方法を取るべきではありません。

どうしても被リンクが欲しい場合には、自分で上位表示させたいサイトと親和性のある有益なサイトを幾つか別に作り、そこからリンクを当てるにようにしてあげればリスクのないSEO効果をもたらせます。

リンクを売る業者の利用やツールなどで安易に被リンクを付けるとペナルティを受けてしまう可能性が高いため、そういった姑息(こそく)な方法は絶対にしないように気をつけてください。

内部リンクの最適化

被リンク(外部からのリンク)が多いとサイトの評価が高まって上位表示されやすいことをお伝えしましたが、内部リンクの構造も同じくらい重要なSEO対策になります。

内部リンクとは、簡単に言うと『同じサイト内のリンク受け渡し』を指しています。

サイト内でのリンク設置を上手く使いこなすことで、検索エンジンが

  • サイト内の階層や構成を判断しやすくなる
  • 各ページのクオリティを評価しやすくなる
  • クローラーの巡回が多くなってサイト全体の評価が上がる

等のメリットが見込めます。

以前は被リンクの多さだけでも上位表示されやすい傾向がありましたが、近年ではこの内部リンクも同じくらい重要になってきています。

基本的なやり方としては、サイトマップ・カテゴリー・パンくずリストの生成をすることです。

サイトマップの例

カテゴリーの例


パンくずの例

以上の設定をするだけでも、内部リンクとして十分効果があります。

ワードプレスのほとんどのテンプレートでは、簡単な設定で自動的に生成されますから、初心者でも簡単です。

ちなみにですが、最後に紹介した『パンくずリスト』というのは、訪問者がサイト上でどの場所にいるのかを教える階層順のリストのことを言います。

カテゴリーと連動していますので、訪問者にとっても検索エンジンにとってもサイトの構造が読みやすくなってSEOが向上します。

また、こうした半自動で内部リンクを生成する以外に、手動でリンクを形成していくことも重要です。

以上の図のように、訪問者のニーズや関心度に応じて最適化されたリンク網を張り巡らせることで、サイト全体の評価を上げることが可能です。

一つのテクニックとして、アフィリエイト案件を成約させるために有効なページ(キラーページ)に訪問者を誘導したい場合、いろんなページから上手に内部リンクを送れば自然と人がそこに集まりやすくなり、クローラーもそこをよく巡回するようになって順位も上がりやすくなります。

僕自身、検索順位を上げたいページに意識してリンクを送ったところ、訪問者の流入が見違えるように増え、狙ったキーワードの順位もわかりやすいくらい上昇しました。

その他の施策

ping送信

ping送信とは、ブログ記事の更新情報をPing サーバーに送ることで検索エンジンへ速やかに更新情報を知らせることができる機能のことです。

一度プラグインなどで設定しておけばOKですので、まだ導入していない場合には、以下の記事を参考にしてみてください。

アフィリエイトするのにおすすめなWPプラグイン5選

ブログランキング登録

ブログランキングの登録は、特に初期SEOでは重要なステップになります。

立ち上げたばかりの時期はアクセスがほとんど期待できないため、ブログサービスに自分のサイトを登録するなら、

  • アクセスの呼び込み
  • インデックス促進効果
  • 被リンク効果

マルチなメリットを狙うことができます◎

利用するブログサービスとしては以下の3つがおすすめです。

やり方は各ブログで新規登録すると自然の流れで理解できますが、いずれのサービスで取り組むにしても、

  • ランキング用バナーをサイト内に設置
  • INポイントを多く集める
  • 属するカテゴリーを賢く選んでランキングの上位表示を目指す

この3点を意識していけばOKです。

繰り返しになりますが、サイトの立ち上げ当初はインデックスされにくく、アクセスの流入がほとんどないため、こうしたブログサービスに複数登録することでカバーしていくことがとても重要です。

ソーシャルメディアの使用

ツイッターやフェイスブック、インスタグラム・ LINE@等と連動させることでもSEO効果を狙えます。

以前は記事を書いてからインデックスされて人目に付くまでにはある程度の時間がかかるのは当たり前でしたが、SNSを上手く使えばレスポンスの速さはもちろんのこと、アクセス拡散をまたたく間に起こすことが可能になりました。

なので、扱うジャンルやブランディングにもよりますが、SEOの観点から言えば『ソーシャルメディアと連動させない理由はどこにもない』わけです。

グーグルもその影響力を認めて、ソーシャルメディアとの繋がりをアルゴリズムの一つとして導入していることを発表しています。

ただ、アフィリエイトを始めたばかりのルーキーは、最初からサイト作成と同時にSNSなども平行して行っていくと、だいぶハードルが高くなって途中で挫折してしまう可能性が大きくなるため、サイトが軌道に乗り出してから取り組むのも一つの戦略としてはアリだと思います。

すでに多くのユーザーがいるSNSサービスを所有している場合、そこから記事を紹介するだけで多くの流入が見込めますし、あっという間にSEOの評価も上がりやすくなります。

サイトの表示スピード

グーグルが採用しているアルゴリズムには『サイトの表示スピード』も含まれていますが、これを最後のポイントとして取り上げたいと思います。

というのは、僕が作った最初の100万円サイトではこの施策をしなかったことでいろいろと機会損失を被ってしまった過去があるからです。

始めからこの部分を意識していれば、あなたは一つ目のサイトから賢く運営していくことができるでしょう。

グーグルによると、

 PageSpeed Insights は、ページを分析して、モバイル ネットワークでページを 1 秒未満で表示するための推奨事項にそのページが準拠しているかどうかを確認します。調査によれば、1 秒を超える遅延があるとユーザーの思考の流れが中断し、ユーザーの利便性が低下します。Google では、端末やネットワークの種類に関わらず、ユーザーのページへの関心を持続させ、最適な利便性を提供することを目標としています。

簡単に言えば、表示スピードが早いサイトはユーザーに読まれやすく、グーグルからの評価も上がるということですね。

ただ、サイトを作成していくとすぐにわかることですが、記事を量産すればするほどあっという間に容量が増えて、ページが表示されるまでの時間に変化が出始めます。

中でも、画像はページデータ量の大部分を占めるため、画像を最適化していけばサイトスピードを良好に保ちやすくなります。

画像は、ページをダウンロードする際のデータ量の大部分を占めることがよくあります。そのため、画像を最適化するとデータ量が大幅に減ってパフォーマンスが改善することが少なくありません。ブラウザがダウンロードしなければならないデータ量が減るほど、クライアントの帯域幅の競合が少なくなり、ブラウザでコンテンツをダウンロードして画面に表示するまでの所要時間を短縮できます。

出典:画像を最適化する 

ルーキーであれば画像ファイルを圧縮できるサイトを利用することで簡単に対策していけます。

具体的なやり方は以下のリンク先に書いてあるのでよかったら参考にしてみてください。

アフィリエイトで100万円稼ぐ記事の書き方【ライティング講座】

まとめ

いかがだったでしょうか?

この記事では100万円のアフィリエイトサイトを作成するうえで必要となるSEO戦略について解説してきたんですが、正直なところ難しいと思われましたか?

恐らく、ほとんどの方が『やってみないとわからないけど、本気を出せばできる範囲内かな?』と感じられたはずです。

もし万が一わからなくても、ググりながら落ち着いて一つ一つ取り組んでいけば、初心者でも必ず解決していくことができるので、ぜひ頑張ってくださいね^^

実は、SEOの施策はこの記事で取り上げた方法以外にもまだまだたくさんありますが、始めたての頃は記事投稿するだけでもいっぱいいっぱいなはずですから、テクニックを重要視するよりもまずはグーグルが目指している『ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返す』コンテンツを構築することに注力していったほうが賢明です。

この型を守って半年間ほど継続できれば、後は自然とテクニカルな部分はついてくるので、『あれもこれもしなくちゃいけないんだ…(汗)』と今から焦る必要はありません。

僕たちアフィリエイターがすべきことはとてもシンプルで、ユーザーにとって理解しやすく、満足してもらえるコンテンツを提供して、親切な設計をすれば良いだけです。

始めから完璧な人なんて一人もいませんので、少しずつ勉強してインプットしたものを徐々にサイトの中でアウトプットして形にしていくイメージでOKです。

僕自身、週3日の作業でちょっとずつサイトを構築していったら、1年半後には100万円を超える収益を上げられるようになっていましたから、あなたの場合であればもっと早く稼げるようになれると思いますよ。

まずは半年間、読者に喜ばれる記事を書き続ける作業こそが最大のSEO戦略だ!とコミットメントしてみてはいかがでしょうか?

この気持ちで半年間がんばり通せたら自然と稼げるようになりますし、次のステージも自然と見えてくるようになるはずです^^