中古ドメインとは、以前に所有者がいた運営歴のあるドメインのことで『オールドドメイン』とも呼ばれます。
何らかの事情で更新されることなく捨てられたドメインは、それ以前のSEO評価を引き継いだまま再販売されることになります。
こうした背景があるため、オールドドメインには際立ったメリットとデメリットが備わっているのをご存知でしたか?
このページでは、中古ドメインが持つ独特な特徴と賢い調達方法についてシェアしていきます^^
目次
中古ドメインのメリット
短期間で上位表示される
新規ドメインの場合、それ以前には何の運営歴もなく産まれたてホヤホヤの状態ですからSEO評価がまだまっさらな状態です。
被リンクも張られていませんから、グーグルのロボットが辿って評価を下すことも難しく、取得してから3ヶ月くらいはどんな努力をしてもあまり上位表示されない傾向にあります。
一説によると(確かな証拠はありませんが)、エイジングフィルターというアルゴリズムが存在していて、新しいドメインは一定期間が過ぎなければ上位表示できないのではないか?という都市伝説まであるほどです(´∀`;)
しかし、その一方でオールドドメインであればすでに運営歴があり、SEOの評価も以前の状態を引き継いでいるため、すでにドメイン自体にパワーが宿っている状態です。
事実、良質なオールドドメインには、他のオーソリティサイトからのリンクやSNSからのシェアなど、様々な「特典」が最初から付いていることが珍しくありません。
なので、良い中古ドメインを取得できた場合には、TOPページに一つ記事を入れただけで瞬く間に上位表示されるような現象が起きたりもします。
つまり、オールドドメインを使うと、上位表示までの期間を何ヶ月も短縮できるという魅力的なメリットが狙えるわけです。
強力な被リンクパワーを送れる
中古ドメインは上位表示されるスピードが早いだけではありません。
オールドドメインを使ったバックリンクサイトを上手に組むなら、新規ドメインで作った場合に比べても圧倒的に被リンクパワーの恩恵を受けやすい状態を作れるようになります。
それで、メインサイトに対して非常に強力なSEOを施せるのもオールドドメインを使った大きなメリットと言えるでしょう。
ただ、オールドドメインにはデメリットも存在しますので、その点についてもお伝えしておきますね。
中古ドメインのデメリット
① お金がかかる
オールドドメインを取得する際には、ドメイン業者から購入する必要があります。
実はツールなどを使って自分で発掘する方法もあるんですが、時間がかかりますし全体的にメリットが薄いため今回は特に扱いません。
オールドドメインの値段は何千円~何十万円とピンキリですが、オールドドメインの被リンク戦略にじっくり取り組む場合には合計で数万円~数十万円程度かかるのはザラです。
しかし、これからお伝えする方法で腰を据えて実践するならそれほどの投資をしても十分に元を取れるだけのポテンシャルが期待できますので、稼いでいるサイトアフィリエイター達の多くはオールドドメイン戦略を積極的に行っているのが現状です。
ちなみに、FUMIも自分を成長させるために初めて取り組んだときには、一度に30個ほどのオールドドメインを購入して商標名サイト用にバックリンクを構築しましたが、その結果サクッとドメイン代を回収して数年にわたり毎月数十万円も稼ぐことができました^^
② ギャンブル性がある
結論からお伝えしますと、大体10個ほどオールドドメインを購入したら良質のドメインに出会えるのは2、3個程度といったところ。
残りの6、7割は普通か、逆にペナルティを受けている粗悪なドメインも紛れ込んでいることがあります。
中古のドメインである以上、良いものもあれば悪いものもあるわけですね。
もし悪いドメインに当たった場合、フィルターなどの対策が掛けられていますから上位表示されることは期待できませんし、それどころか被リンクを当てたらそのメインサイトまでも落とされてしまうリスクすらありますので、取扱いには注意が必要です。
③ 不安定でペナルティを受けやすい
良いドメインだと思えても、途中から急に圏外に飛んでしまったり、予測不能な推移を辿ることも少なからず起こり得るため、想定外のリスクについても承知しておかなければいけません。
以上でご説明してきたリスクを念頭に置きながら、それでは実際にオールドドメイン戦略に取り組んでいくことにしましょう。
ただ、中にはデメリットのインパクトが強く、あまりオールドドメインに魅力を感じなくなってしまった人もおられるかもしれませんが、これからご紹介する方法で行っていけばペナルティを受けるリスクを最小限にしつつ、
- ビッグキーワードの上位表示が短期間で狙える
- ライバルが強い競合ジャンルでも互角以上に戦える
といったことが可能となりますので、ぜひこれまでのノウハウと同じく特別なマインドで臨んでいただければ幸いです。
そして、「SEOに絶対はない」と言われているとおり、やり方はこのページに書かれている手順だけではありませんので、「こうやってみたらどうかな?」「ああしたら上手くいくんじゃないか?」と感じた時にはどんどんどん手を動かして実際に検証してみることをお勧めします。
そのようにしていろいろなやり方を試すことで、結果的にその時代ごとに通用する最新のSEOスキルを身につけながら成長していけるようになります^^
中古ドメインの購入方法
オールドドメインを扱うショップで信頼できるお店は、
などがありますが、ここではアクセス中古ドメインによる取得方法をご紹介しますね。
このショップがおすすめなのは、グーグルによるインデックス削除のペナルティを受けていないドメインのみを扱っているからです。
もし万が一、ペナルティを受けたドメインだと判明した場合には返品にも対応してくれるため安心して購入できると思います。
それではさっそくアクセス中古ドメインの「新規登録」を行っていきましょう。
TOP画面の「新規登録」をクリックします。
次に、新規登録欄で自分の名前・メールアドレス・パスワードを入力します。
無料でドメイン管理できるPureDmainのアカウントにも各項目ごとに任意の情報を入れ、「入力内容を確認する」をクリックします。
入力した情報を確認後、問題なければ「上位内容で登録する」をクリックします。
すると登録したメールボックスにpure-domainからメールが届きますので、ユーザー登録URLをクリックして本登録を行います。
これで本登録が完了しましたので、アクセス中古ドメインにて中古ドメインを購入することができるようになりました^^
中古ドメインの選び方
ここからはオールドドメインを選ぶポイントをお伝えしていきます。
「販売中のドメインリストを見る」をクリックしてください。
すると、現時点で購入可能なドメインリストが表示されます。
ここでは主に画面内の赤枠で示したパワーランク・TFとCF・被リンクの3箇所に注目します。
まず「パワーランク」ですが、これはアクセス中古ドメイン屋さんが独自に設けた指標です。
一番強い順から プラチナ>ゴールド>シルバー>ブロンズ>ジャンク となっています。
プラチナは最高品質で、メインサイト用に使用するならゴールドかプラチナランクのものを選び、シルバーとブロンズはバックリンク(被リンク)サイト用に選ぶようにします。
個人的にはパワーランクの数字が30~50以上のものを選ぶと結果が出やすいと感じていますが、純粋にパワーランクが高ければ高いほど評価も良いと判断してOKです。
次に「TFとCF」ですが、これはお互いに数字が近いものを選びます。
TF(トラストフロー)はサイトに張られているリンクの質を示した指標で、数字が高いほど信頼度の高いサイトからの被リンクの割り合いが多くなります。
CF(サイテンションフロー)はサイトの影響力を表す指標で、数字が高いほど影響力が高いと考えられます。
もしお互いの数値に開きがある場合には安定していない可能性があるため、TFとCFの数字が近くバランスが良い関係のものを選ぶようにするのがコツです。
例えば、
- TF → 2
- CF → 10
という関係よりも…
- TF → 15
- CF → 16
というような数値のほうが良いドメインに当たりやすいと考えられるわけですね◎
最後に見るのが一番右にある「被リンク数」です。
被リンクの数は多ければ多いほど良いとはかぎりません。
なぜなら、以前の持ち主が自作自演でたくさんの被リンクを付けペナルティをいつ受けてもおかしくないようなスパムサイトの可能性もあるからです。
そのため、何千・何万あるものよりも数百程度の被リンク数にとどめたおいたほうが無難でしょう。
FUMIの場合は500前後のものを選ぶようにしていますが、この辺は博打的な部分もありますので、これまでの項目とのバランスを見ながらいろんなものを試すようにしてください。
また、ドメイン名の下に表記されている状況も合わせてチェックしていきます。
- 「教」:教育期間サイトからの被リンク付き
- 「政」:政府機関サイトからの被リンク付き
- 「日本語」:日本語での運用歴あり
- 「ツイッター」:ツイッターでのシェア歴あり
- 「B!」:はてなブックマークのシェア歴あり
以上の状況も判断できるようになっていますね。
特に、教育関連や政府関連からの被リンクは貴重で、正真正銘のオーソリティサイトから被リンクを受けているため、良質のドメインである可能性が非常に高いです。
或いは、ツイッター・はてブ等でシェア歴があるなら、過去に多くのアクセスを集めたことのあるドメインかもしれないと予測もできますね。
ただし、「日本語」での運営歴があるドメインに関しては別の注意も必要です。
日本語メディアで以前の評価が高くてもこれから自分で作成するサイトジャンルと異なる場合にはSEOの恩恵を受けにくくなる可能性があるかもしれません。
そのため、日本語ドメイン表示があった場合には、インターネットアーカイブというサービスを利用しながら過去にどんなメディアが運営されていたのかを調査したほうが賢明でしょう。
ウェブアーカイブは過去の運営歴が無料で調べられるサイトですが、使い方も簡単で検索窓に調査したいURLを入力して「BROWSE HISTTORY」をクリックすればOKです。
検索をかけると以下のようなカレンダー画面が出てきますので、各年代を指定しながら色付きの日付をクリックしてみると、その時代のサイト画面を表示してくれます。
調べたところ、今回のドメインは不動産ジャンルだったことがわかりました。
このように過去に扱っていたテーマを調べ、もし自分がこれから作るジャンルとあまりにもかけ離れた運用歴のあるドメインの場合は避けたほうが良いかもしれません。
別の記事でも扱っているように、アンカーテキストによる被リンクパワーが一つのポイントとなってくるわけですが、仮に「育毛剤」サイトを作ろうとしているのに、過去の運用歴が「FX」だった場合、被リンクのテキストがすれ違って効果が薄れてしまう可能性があるわけですね。
例えば、「FXの教材はこちら」のようなアンカーテキストで被リンクを受けているドメインの場合、「育毛剤」とは異なるアンカーテキストで被リンクをもらっているという評価のドメインですから、旨味があまり出ないかもしれません。
なので、「日本語」マークが付いているドメインはインターネットアーカイブを使い調査して、自分がこれから作るジャンルと相性が良いかどうかを確認するようにしましょう。
もちろん、日本語マークに限らずにどんなドメインを選ぶにしても『過去に怪しい内容の運営歴がなかったか?ピンク系だったのか?』等を調べるのは良いことです◎
中古ドメインのメリット・デメリットと購入方法まとめ
以上でオールドドメインの選び方をお伝えしましたが、最後に大切なポイントをもう一度おさらいしておきますね。
- オールドドメインには良いものと悪いものがある
- 良いものは大体10個中2、3個といったところ
- 良いドメインなら短期間に上位表示が可能となる
- オールドドメインでバックリンクサイトを組むならライバルが強いジャンルでも勝てる可能性
また、アクセス中古ドメインでドメインを選ぶときには、
- 「パワーランク・TFとCF・被リンク」を見て判別する
- 念のために過去の運用歴を調べて安全なものを選ぶ
こうした基準でドメインを選び、予算と相談しながら購入するようにしましょう。
戦略によっても変わってきますが、中古ドメインはそのままメインサイトに使用してもOKですし、被リンクを送るバックリリンクサイトとして利用しても効果を発揮します。
被リンクサイトの作り方については、別記事で扱い済みですので、よかったら合わせて参考にしてみてくださいね^^
被リンク対策でアフィリエイトサイトの順位をグングン上げる方法中古ドメインを上手に使えば比較的カンタンにライバルサイトに追いつき、効率良く稼ぎやすくなりますよ◎
おはようございます。
中古ドメインについてこれほど詳しく
書かれているブログは他にありません。
ブックマークをさせていただきました。
ありがとうございます。