検索者の感情をよく考えてひねり出したキーワード。
このキーワードを基にして今度は記事のタイトルを決めていきます。
ネットユーザーが検索をかけた後に自分のサイトを訪問するよう効果的に呼び込むには、
- 上位表示されやすい記事タイトルを付ける
- 読者に伝わりやすい記事タイトルにする
- グーグルに評価されやすい構成にする
等の施策が必要になります^^
目次
ユーザービリティを追求する
ユーザービリティとは簡単に言うと『使い勝手』のことです。
つまり、僕たちがアフィリエイトサイトを構築する際に一番追い求めなければいけないのは『ユーザーにとっての使いやすさ』です。
しかもそれはサイトタイトルや記事タイトルを付けることからすでに始まっていなければなりません。
ただの自己満足でできた構成だと収益化が難しくなるからです。
記事タイトルを付けるときのユーザービリティというのは、パッと見ただけですぐに何が書いてあるのかがわかるような題名のことを言います。
たとえば、ユーザービリティについてわからない人に対してユーザービリティの意味を説明してあげる記事を書くとしますね。
もし、その記事タイトルが、
- 使用性や使いやすさのことを専門用語で何と言うか知ってますか?
とか、
- ユーザービリティについて今どき考えない人はセンスがない!
といった題名だったらどうでしょうか?
これからユーザービリティについて知りたい人からしたらいまいちピンと来ませんよね?
上から目線で自分よがりなタイトルを付けていては相手に伝わらないからです。
『ここにあなたが求めている内容がありますよ^^』と親切に伝えるには、
- ユーザービリティとは何か?猿でもわかるくらい優しくご説明します
- ユーザービリティの意味とは?今さら聞けないネット用語をわかりやすく解説
こんな風にタイトルを付けてあげると『このサイトはわかりやすい言葉で説明してくれそうだから安心^^』と思ってもらいやすいですよね。
なので、おもてなしの精神でタイトルを考えていくことが大事です。
グーグルに評価されやすい記事タイトルとは?
ケースバイケースなので絶対ではないんですが、基本的に上位表示を狙いたいキーワードは左寄りにしたほうが評価されやすいと言われています。
たとえば『脱毛 費用』というキーワードで上位表示させたい場合には、
・気になる女子のムダ毛処理にはいくらかかるか脱毛費用を調査した
とするよりも、
・脱毛費用を今すぐチェック!【ムダ毛処理したい女子必見】
としたほうが、検索エンジン的には評価をされやすいということです。(※ 絶対ではなく相対的な意味においてです。)
グーグルの評価を抜きにしても、左寄りに核となるキーワードを入れておくなら検索する側も真っ先に自分が興味のある内容かどうか判別しやすいためユーザービリティにも繋がります。
なので、狙いたいキーワードはできるだけ左側に詰めながら記事タイトルを書くように意識したほうが良いでしょう。
思わずクリックしたくなる魅力的な仕掛けを施す
平坦なタイトルのままだと目立つことができずに埋もれてしまう可能性があります。
そこでユーザーが思わずクリックしたくなるようにするため、好奇心をくすぐる文言を入れるテクニックは非常に有効です。
例)『脱毛エステ 失敗』キーワードで狙う場合
- 【だれも言わない】脱毛エステで失敗しない7つの秘訣を今だけ大公開
※ 希少性を出すとユーザーの行動を急がせる効果がある
※ 具体的な数字を入れるとリアルな印象を与えられる
例)『〇〇育毛剤 効果』キーワードで狙う場合
- 【騙されるな!】〇〇育毛剤は効果がないので買ったら後悔します
※ 命令形や『!』を敢えて使用すると読者の心を揺さぶる効果がある
※ 『ない』や『後悔』等の否定語は損をしたくないという人間心理に強烈なインパクトを与える
これはほんの一例ですが、専門教材を読むといろんなテクニックを学べるため一通り勉強してマスターすることをお勧めします。
タイトルは32文字以内にする
検索画面で表示できる文字数は決まっていて全角で32文字になります。
もしそれ以上になると途中で省略されて検索画面には出てこなくなるため、閲覧者が見て分かりづらいタイトルになってしまう可能性があります。
なので、30文字前後に収めるよう意識しましょう。
上位表示を狙いたいなら複合キーワードにする
複合キーワードの重要性についてはキーワード選定の記事でも扱い済みですが、こちらでも改めてお伝えしておこうと思います。
ユーザーは検索窓に自分の知りたいことを入力して調べるわけですが、大体1ページ目の記事しか読みません。
あなた自身もネットを利用するときに2、3ページ目を見ることはほとんどないですよね?
そうであれば、自分のサイトを他の人に見てもらいたい場合、検索結果の1ページ目に表示させる必要があるということが容易に理解できるかと思います。
たとえば、青汁について知りたい人は『青汁』と検索をかけることが多く、自分も青汁をテーマにしたサイトを構築したいなら青汁キーワードを意識して記事を準備しなければいけません。
ですが、『青汁』というキーワードは競争率が激しく、すでにトップアフィリエイターや大手企業のサイトに占領されてしまっている状況です。
なので『青汁』単体キーワードの記事を書いたところで上位表示される確率は極めてゼロなわけです。
そうしたときにどうしなければいけないかというと、キーワードを増やしてターゲットを更に絞ります。
- 『青汁 ダイエット』
- 『青汁 最安値』
こんな風に更に青汁に関わる範囲を限定することで、キーワードの競合率を弱くしていくわけです。
青汁などの人気があるビッグキーワードは2語でもまだライバルが強いかもしれないので、3語か4語くらいにして更にキーワードを薄めていけばライバルが少なくて初心者でも上位表示されやすくなります。
- 『青汁 ダイエット 効果』→ダイエット効果がある青汁に興味がある人
- 『青汁 最安値 送料無料』→できるだけ節約したい人
など、更にターゲットを絞っていき、これらのキーワードを元にタイトルを考えます。
- 青汁を飲むと得られる驚愕のダイエット効果とは?
- 青汁を【最安値】でゲットしたい人必見!送料無料で断トツのお店はココ!
といった具合ですね。
ちなみに、単体キーワードや超人気キーワードでも、ライバルのコンテンツより内容を充実させてサイト運営歴も長くなってくれば、上位表示させることも夢ではなくなります。
記事タイトルの付け方まとめ
いかがだったでしょうか?
最後に記事のタイトルを考える際に大切なポイントをまとめておきますね。
【理想的な記事タイトル】
- パッと見ただけで何が書いてあるのかがわかる
- キーワードはできるだけ左に寄せる
- 思わずクリックしたくなる文言を入れる
- 複合キーワードを元にタイトルを考える
- 32文字以内に収める
自分が扱う同じテーマのライバルサイトをチェックしてタイトルの付け方を勉強してみるのも実際的です。
思わず『クリックしたいな…』と感じたものをピックアップして、どの部分がそう思わせたのかを分析するとスキルアップにも繋がります。
ユーザビリティを中心にしながらも、自分らしさを出せる個性的なサイトを構築していくなら差別化もできますので、いろんな視点で試していただければと思います^^